神さまと私たち


神さまと私たち

 四季折々の祭りを通して感謝の祈りを捧げ、人生の節目を奉告することで、ご加護を祈り願う。私たちの祖先は常に神さまを身近に感じながら生活してきました。節分祭や厄払いもそのひとつです。あらためて見てみると、神さまが身近なことに気づきませんか。神社では一年を通じて、様々なお祭りや御祈願が行われています。そして、私たちは一生を通じて神さまとの関わりがあるということがわかります。いつの時代であっても、私たちをお守りくださる神さまに感謝の気持ちを込めてお参りしてはいかがでしょうか。

神道について

 「神道」(しんとう)とは、古来より私たち日本人が風土や生活習慣に基づき継承してきた「真心」(まごころ)であり、神を敬い祖先を尊ぶ「敬神崇祖」(けいしんすうそ)の心に根ざした信仰のことをいいます。これは日本の神々は他の宗教のように隔絶された存在ではなく、自然の中に神が宿ると考え、また身近な先祖の霊も我々の御祖神(みおやがみ)として深い繋がりがあるということを説いたものです。自らの先祖も丁重にお祀りすることにより、私たちを見守り下さる神さまとなられるのです。

 仏教やキリスト教など、教祖や経典を持つ他の宗教とは違い、自然神や祖先神など多くの神々を「八百万の神」(やおよろずのかみ)と呼び認めるのが神道であり、その心は、神々の「おかげさま」に感謝し人としてよりよく今を生きるために、「清く・明るく・正しく・直く」あることを尊びます。そして、その「真心」を常にもち行動することが「かんながらの道」神道であるのです。

氏神さまとは

 氏神さまは、私たちが住む地域を守ってくださる神社の神さまです。

 お正月には初詣に行き、七五三では素敵な着物を着てお参り。厄年にはお祓いを受けて、受験を前に合格祈願。昔から人生の節目節目にお参りする地域の神社。私たちの身近にある神社は、日本人にとってはあって当たり前。でも、実は日本独特の信仰です。生まれて育って暮らしに密着している地域の神社。それが「氏神さま」です。お住まいの地域の氏神さま、故郷の氏神さまにお参りに行きましょう。

御神札(おふだ)を祀る

 八百万(やおよろず)といわれるほど、私たちの国、日本にはたくさんの神さまがいらっしゃいます。鎮守の杜に囲まれた神社に佇むと美しい自然に心も和みます。物や情報が溢れ、せわしない日常に中で時には自分の心を見つめ、静かに手を合わせたくなるときがあります。そんな気持ちを大切に、身近に神さまをお祀りしてみませんか。

 何かを決意したとき、嬉しい知らせがあったとき、落ち込んだとき、思い上がっているときなど、本当の自分を見つめ直す時間は見落としていた心に気づく大切なひととき。

 今、生かされていることに感謝して正直な自分の心に気づく大切な祈りの場としてご家庭に御神札をお祀りしてみてはいかがでしょうか。