10月17日(火)午前11時より神嘗奉祝祭を斎行致します。
~神嘗祭とは~
神嘗祭は、伊勢神宮にて行われる祭祀でありその中でも最も由緒深い祭典であります。
また、6月・12月の「月次祭」と共に「三節祭」と称されています。
浄闇の中、10月16日の午後10時と17日の午前2時(内宮)の二度にわたって「由貴大御饌の儀」が行われ伊勢神宮の新田で清浄に栽培された新穀の御飯・御餅・神酒を始め、海の幸、山の幸をお供えし明るく正午には勅使をお迎えして「奉幣の儀」を奉仕します。
お祭りでは天皇陛下の大御心を体にして、天照大御神に秋の実りに感謝申し上げ、皇室の弥栄・五穀の豊穣・国家の隆昌並びに国民の平安を祈願します。
神嘗祭は、両正宮に引き続き、別宮を始め摂社、末社、所管社に至るすべてのお社において行われます。尚、両宮の内玉垣には天皇陛下から奉られた御初穂を始め、各地の農家から寄せられた稲束「懸税」(かけちから)が奉納されます。
当神社では、この伊勢神宮の神嘗祭を祝し祭祀同日に奉祝祭を執り行っております。
祭典では、平成25年伊勢神宮にて第62回神宮式年遷宮の際に下附されました2点の御装束神宝を奉安致します。
●皇大神宮(内宮)の別宮、月讀荒御魂宮の御神宝 「革御靭」
●皇大神宮(内宮)の別宮、瀧原宮所管社・長由介神社の御装束 「御鏡」